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ピントをきちんと合わせるチェックリスト(4ステップ)

投稿 11/15/2021

撮影するとき、ほとんどの人は、スコープが適切に焦点を合わせるためにすべてを正しく行ったかどうかを自問したと確信しています。 ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、実は確認が必要な4つのステップがあります。 以下のチェックリストを参考に、お手持ちのスコープでより鮮明な画像を取得していただければ幸いです。

 

☑ (1) 接眼レンズを適切な視度設定に調整します

接眼レンズを調整する理由は、人によって異なる適切な視度値を設定し、「レチクル」をはっきりと鮮明に見るためです。 接眼レンズは、ライフルに取り付ける前後に調整できますが、近くの壁やブランク シートが見やすくなるように、取り付ける前に調整することをお勧めします。

 

1. 接眼レンズのローレット付きロックノブが自由に動くまで、接眼レンズの本体を反時計回りに回します。

2. サイドフォーカスを無限遠に設定してください。

3.倍率設定は最低に設定してください。 スコープの倍率が低いほど、レチクル面に入射する光が多くなります。 人間の目は、明るいときに焦点を合わせることができます。

4. できれば 4 ~ 8 インチ (約 10 ~ 20 cm) 離して、白い特徴のない壁 (白紙のシート) を見てください。

5. 視度設定は、-2 から +2 まで調整できます。 近視の方は接眼レンズ本体を-方向、反時計回りに回してください。 遠視の方は接眼レンズ本体を+方向時計回りに回してください。 度付き眼鏡をお持ちで、撮影中に眼鏡をかけている場合は、眼鏡をかけたまま接眼レンズを調整することをお勧めします。

6. 調整中はレチクルを数秒以上見つめないでください。レチクルが最も鮮明に見えるようになるまで、調整しながら何度も素早く見てください。

7. レチクルの焦点が合ったら、ローレット付きロック リングを反時計回りに回して、アイピース ボディに合わせてロックします。 接眼レンズを最適な位置に設定したら、視力が変わらない限り設定を変更しないでください。

より詳細な情報を読むことができます ここに。

 

 

☑ (2) リングの取付位置

リングがスコープのカーブに近いと、内側のパーツの動きが制限されます。 リングはレッド ゾーンに配置する必要があります。

 

 

☑ (3) リングのトルク値

リングを締めすぎると、スコープの内側の可動部分がスムーズに動かなくなる場合があります。 内部が動かないとピントが合いません。 推奨トルク値を守ってご使用ください。 (※March Scopes UK製のマーチリングのバージョンによって値が異なります。リングに変更があった場合は、当社のウェブサイトで推奨値を更新します。)

からPDF(本日時点の値に基づく)をご覧いただけます。 こちら

 

 

 

☑ (4) サイドフォーカスを調整する 

サイドフォーカスを調整する目的は、「ターゲット」をはっきりと見ることです。 ((1)で説明したように、レチクルがはっきり見えるように視度設定を調整する必要があります。)  

1. 最大倍率設定でご使用ください。 (※下記注2)

2. ターゲットがはっきり見えるようにサイド フォーカスを調整します。

3. 正しく調整できたと思ったら、スコープを覗いて頭を動かしてください。 目の位置によってターゲット像とレチクルが一致しない場合、ターゲットとレチクルがずれています。 これは視差と呼ばれ、ターゲット イメージがレチクルの位置に焦点を合わせていない場合に使用されます。 視差がある場合は、サイド フォーカスを再調整してください。それでも問題が解決しない場合は、視度を再調整してからサイド フォーカスを再調整してください。 

あなたはより多くの情報を読むことができます ここに。

 

(注1) サイドフォーカスの刻印は回転方向を示します。 人によって視度の設定が異なるため、撮影者ごとに異なるポイントにサイド フォーカスが設定されます。 サイドフォーカスに数字がないのはそのためです。 一部の低倍率スコープでは、10 ヤードよりも近くに焦点を合わせることができます。

 

(注 2) 焦点深度とは、像面を動かしてもシャープさを維持できる範囲を指します。 一般的に、対物レンズの径が小さいほど、倍率が低いほど焦点深度は深くなります。 あ倍率を下げると焦点深度が深くなり、対象物の手前から奥まで広い範囲でピントが合います。 そのため、倍率を上げてズームすると焦点がずれて画像がぼやける場合があります。 一方、最高倍率では焦点深度が浅く、狭い範囲でピントが合います。 倍率を下げても焦点がずれず、画像がぼやけません。

 

 

これで設定は完了です。 撮影をお楽しみください:)

文:森田真理

 

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