MDTのプロ射手からPRSの基本を学び、1マイルに挑戦する(森田真理)
Posted 11/07/2024
この度私(森田真理、ディオン光学技研)は、MDTのPRSプロフェッショナルシューターであるアンディ・スレイド(Andy Slade)氏から、PRS射撃の基本についてマンツーマンで指導を受けることができ、大変光栄でした。このYouTube動画は、そのセッション中に撮影されたものです。
日本ではISSF射撃(オリンピックスタイルの10m、50m、300m)に参加しています。しかし、日本国内の射撃規制は非常に厳しく、国内で最長の射撃距離は300mで、300mの射場は全国で2ヶ所しかありません。室内射撃が主流のため、風の読み方を学ぶことが非常に難しいのが現状です。私はスコープの製造業に従事している者として、海外のシューターたちがどのように射撃にアプローチしているのかを実際に見て学びたいと思い、2019年にオーストラリアで開催されたF-Class競技に一度参加しました。風の影響を受ける長距離射撃はほぼ初心者だったのですが、アンディの指導のおかげで最終的には1マイル(約1,609m)を射撃することができ、非常に貴重で刺激的な学びの経験となりました。
この動画では、生産モデル前のMarch-FX 5-42X56 GenII PRSバージョンのスコープを使用して射撃しました。このMarch PRSスコープには、FML-WBR レティクル、26度の広角アイピース、および書き込み式タレットが搭載されています。この最新のライフルスコープは、2025年1月よりご注文を受け付け開始予定です。狩猟などでも使用可能な、手裏剣ロックつきの標準モデルの5-42x56Genllにつきましては既に発売中です。
MDTの皆様、この素晴らしい機会を本当にありがとうございました!!(ユーチューブ動画は設定で日本語字幕を選ぶことができます。)