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Guns&Shooting vol21 2022年春号でISSF射撃競技用MTR-RTMレティクルが紹介されました。/ ミニ開発裏話

Posted 04/01/2022

最新のGuns&Shooting vol21 2022年春号で、有難いことにISSF射撃競技用に新しく開発したMTR-RTMレティクルを取り上げて頂きました。ヒグマを撃つ!企画含めて今号のGuns&Shootingも内容が盛りだくさんですが、ISSF射撃競技用MTR-RTMレティクルが取り上げられた記事では、ライフルスコープの歴史、初期のレティクル、電子標的とは何か、また副編集長 松尾哲司さんによる実射レポートも読めますので、新レティクルが気になっている方やそうで無い方もご一読をお勧めします。

 

MarchScopesはカスタムメーカーなので射手のニーズに出来る限り寄り添いたいと常々思っています。射手自身の好みの隙間で撃てるよう意識して今回の新レティクルは開発されました。ISSF射撃競技用MTR-RTMレティクルは5つの円とハッシュマーク(目盛り)付きクロスラインで構成されています。レティクルは一定で標的のみ大きさが倍率によって変わりますので、お好みの倍率で標的のサイズを変えて隙間の広さをご自由にご調整ください。低倍率ではアイアンサイトとあまり変わらず撃つことができ、高倍率では射手自身の揺れを検知することができるかと思います。

 

下記使用例の灰色部分は各倍率における標的の黒点部を表します。

 

 

こちらは松尾さんが50mでの電子標的をバックに撮影した写真です。Guns&Shooting vol21 2022年春号にてより詳しい説明をお読み頂けます。クロスラインとセンタードットはイルミネーションで赤く光ります。(イルミ有モデルの場合)

 

今回デザインしたMTR-RTMレティクルはアイアンサイトからスコープへの移行をできる限りスムーズにしたく、アイアンサイトとなるべく変わらないように標的とレティクル円の隙間を見ながらの撃ち方を目的として設計されています。ISSFの電子標的だけでは無く、黒い円形の標的を使用する他の競技にも使用できますので、海外のFクラスやベンチレスト競技でもこのレティクルを使用することは可能です。クロスラインはスコープが水平かの確認にも使えますし、海外のFクラスやベンチレスト射手がクロスラインを使用して風量を調整できるように目盛り(40倍で1MOA )も入っています。日本でも海外のFクラスに出場する射手がいらっしゃるかと思いますが、このMTR-RTMレティクル入りスコープがあれば国内のISSF競技から海外のFクラス競技まで1本のスコープでことが足ります。風量調整の際は都度ウィンデージダイヤルをお回しください

 

アイアンサイトのみ使用している射手にとっては、スコープを利用したならば、自分の揺れを検知することができ、撃つときの癖や、何秒経過したら自分の揺れが収まるのかがわかるツールになります。アイアンサイトだけを使用して撃つ選手にとっても、スコープを使用する練習法は有効かもしれません。

 

March Scopesでは幅広いモデルをご用意しており、MTR-RTMレティクルは1-10×24から8-80×56までのSFPスコープで使用可能です。お好みの倍率でお選びください。弊社のお勧めは高倍率な割に軽量な10-60×52(イルミ付きで760g)です。副編集長 松尾哲史さんのカッコいいISSF競技22口径用ライフル(右の写真)ではMarch10-60×52スコープを搭載しています。更に軽いスコープがよろしい方には2.5-25×42のスコープもお勧めです。但し低倍率のスコープでは、レティクルの5つ全ての円はご使用頂けません。

 

私(森田)は倍率を変えレティクルの5つの円の全てで撃ちましたが、自分の拍動を動きで見れる高倍率での射撃が自分には合うことがわかり、約40倍で一番外側の円と標的との間に隙間を作って撃っています。今までクロス(MTR-1)のレティクルを使用していた時は、ハッシュマーク(目盛り)で標的を囲って撃っていたのでハッシュマークが標的からずれないように目をこらして的を見ていました。試合の後半になると目が疲れて、点数が落ちてきます。勿論自分自身の実力が十分でないことが最大の要因ではありますが・・。MTR-RTMレティクルを使用してからは、目をこらしてハッシュマークを見る必要が無くなりレティクルの円をぼーっとみることができるようになったため、10発ずつの点数が安定して、後半で急に点数が落ちることがなくなったように思います。

視力が悪くなって射撃から遠ざかってしまったという声を良く聞きますが、見えればまだまだ射撃は楽しめるスポーツです。皆さんで一緒に射撃競技を楽しみましょう!ご質問等ございましたらお気軽にお問い合わせください。

 

Written by : 森田真理

 

 

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